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polymoogの動作解析#2

ちょっと複雑なので、polymoogの高周波PLLについて関連部分の回路のみを抜き出してみました。

Polymoog HF PLL (RECT) 回路図
Polymoog HF PLL (SAW) 回路図

基本的にRECT波形用とSAW波形用のHF PLLは同じ回路構成で、低周波リファレンスの発振周波数も同じなのですが、分周比の関係が違っていて、このため高周波クロックがRECT波形用では約2.38MHz、SAW波形用では2.52MHzと若干異なっています。
これは高周波クロックの相互干渉やビートノイズを軽減するためではないかと想像しています。

各部の観測波形…

1.(A)4046リファレンス入力信号波形
2.(B)4046位相比較器出力
3.(C)VCO入力電圧(約4.0V)時 (E)VCO出力波形(約2.38MHz)
4.(C)VCO入力電圧(約2.8V)時 (E)VCO出力波形(約1.59MHz)
5.(C)VCO入力電圧(約7.2V)時 (E)VCO出力波形(約4.13MHz)
6.(D)C3電圧波形 (E)VCO出力波形

これから、VCO利得を求めてみると
Kvco = 2π(4.13MHz-1.59MHz) / (7.2V-2.8V) ≒ 3.627 Mrad/secV

これに位相比較器、ループフィルタ(ラグリードフィルタ)特性などを組み合わせると、前回polymoogの動作解析#1での開ループ特性となります。

# このPLLの伝達特性があの独特なモジュレーションに多少なりとも関係しているんじゃないかな…


コメント

参考になります。

現在作っている8pin AVR LFOをDDS構成のDCOに昇華して、たくさん並べて加算型ポリ音源にする野望・妄想があります。
CVを内部で乗算してモジュレーションにするか、いっそクロックを揺するか、揺するならRJBさん解析中のPLLで、って感じで考えています。

楽しそうな野望ですね(^O^)
PLLはHC4046を使うとHF VCOも含めて手軽に出来そうです。ちょっと高いのが難点ですが…

# 一部図面が間違っていたりしたので差し替えました…(^_^;)

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