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2006年06月25日

エレキーで遊ぶ

「エレキー」と言っても「エレキギター」のことではなく、「エレクトロニックキーヤー」のことで、速くて正確なモールス符号を打つための電鍵のことです。
左右のパドル(マニュピュレータ)操作に合わせて、短点(ト)、長点(ツー)が連続的に打たれる仕組みで、回路的には単純なものですので、PICやAVRを使えば1チップで容易に製作可能です。また、ネット上で検索すれば、たくさんの製作例を見つけることが出来ると思います。
写真は、PIC12F675にファームウェアを焼いてブレッドボード上に組み立てたもので、外付け部品もほとんど無く、約5分で組上がりました。

某SNSでも取り上げたのですが、これでシンセを制御したら面白いのではないかと、前回の74HCU04シンセデモにオーバーダブして遊んでみました…

エレキーデモ(mp3 665kB)

フリーラン状態なので、若干テンポがズレてしまいますが、MIDIやDIN-SYNCと同期出来るようにすれば、もっといい感じになると思います。
またテルミンと組み合わせてみたりしても面白いかもしれません。

ライブパフォーマンスにいかがでしょうか!?

2006年06月24日

99.9%は仮説!?

今頃ながら、ようやく読みました(^^;)

99.9%は仮説(竹内薫)

アナログシンセが動くのも、エフェクターが歪むのも、実は本当の理由は誰にもわからない!?

エンジニアにとっては、さほど驚くべき内容では無いですが、世の中の経営者、官僚の皆様には是非読んで頂きたい本ですね。
いくら科学(工学)が進んでもでも無理なものは無理。(何が?)
世の中こんなもんです。(意味不明)

2006年06月22日

今日の一枚?

IMG20060622A.jpg

特に意味は無いけど、以前所有していたprophet-5(rev.2)のVCO回路周辺の写真です。
VCOチップ(SSM2030)の上にはtempco抵抗(1kΩ +3600ppm/℃)がベッタリと接着されています。(^^;)

ちなみにrev3.以降はご存じCEM3340が使用されていて、こちらは温度補償回路内蔵です。
また、オートチューン範囲はrev.2では半音程度しか無かったため、ある程度トリマ調整で追い込む必要があったのですが、rev.3では1オクターブぐらいのずれは余裕で合わせてしまいます。
もし、rev.3以降でオートチューンをしてもチューニングが合わない場合は、どっかかしら故障の公算大なので要注意かも…

2006年06月17日

74HCU04シンセレビュー

プロトタイプ基板製作から、3週間も経ってしまいましたので、忘れる前にレビューをしないと。
(最近、物忘れがひどいし…)

当初、74HCU04シンセを検討するにあたって、コンセプトとして、

  • 74HCU04をメインデバイスにして、部品点数を極力削減
  • 構成は1VCO(SAW、PW)、1VCF、1VCA、1LFO(TRI、SQR)
  • 5V単電源で動作
  • ある程度実用的なシンセ(5オクターブの発音域は欲しい…)

を考えておりましたが、前記事のデモサウンドのように、これらの条件は一応クリア出来たかなと思っています。
ただ、当初目論見より抵抗などの部品数がちょっと多くなってしまいました。
また、±15Vの世界に比べると、さすがに+5V単電源というのは、シンセDIYにとってマゾ的?制約条件でした。(最近、変な快感を覚えてきました…笑)
当初は一番難しいかなと思っていたVCFも、さすがにレンジは広く取れませんが、そこそこ動作しているようです。
しかし、VCO、特にアンチログ回路に落とし穴がありました。ブレッドボードで実験していたときには、スケールは未確認でしたが発振周波数範囲として5オクターブ程度は楽に取れていたので、この回路構成でOKではと目論んでおりました。が、実際に製作してみるとオンスケールで2オクターブも取れません…(;_;)
無理矢理5、6オクターブ得ようとすると途中のスケールがものすごく音痴になります。
試行錯誤の結果、原因はアンチログ回路にあることがわかりました。
このアンチログ回路の場合、Q1のコレクタ電流をIrefとすると、アンチログ回路電流出力Ioutは、

Iout = Iref exp( q/kt * Vb1) 
(Q1Q2の特性が完全に揃っていると仮定、Vb1:Q1ベース電圧で入力CVに比例)

みたいな感じになりますが、このIrefがくせ者で、入力CVが上昇するとQ1のエミッタ電位が上昇するため、Irefが減少し、その結果、出力電流の変化がきれいなアンチログにならない(つまる)ようです。

アンチログ特性SPICEシミュレーション

これではとても使えないので、苦肉の策として、少しでもIrefの変化を押さえるようにR5を大胆にも10Mとし、これでも2~3オクターブちょいぐらいがやっとなので、さらにR6を47kとして強制的に高域スケール補正をした結果、とりあえず6オクターブの音域を確保となりました。
このようにVCO、アンチログ回路はかなり強引な手法でスケールを合わせたので、もっとスマートな手法を見つけることが課題です。

さらに、74HCU04内部の素子間のアイソレーションにも悩まされました。
VCAをOFFとしても若干音が漏れるので、当初はQ5のアッテネーションを疑っていましたが、どうもU2をVCF、VCA、LFOで共用しているため、VCFで使用している素子の信号が最終段のアンプに使用している素子U2Fに漏れているようです。VCA以後のアンプは、別にトランジスタで組んだ方がいいようです。
74HCU04の素子間アイソレーションは正確には測ってないですが、感じとして30~50dBぐらいの範囲にあるようです。シンセとしては60dBぐらいは欲しいですね。

もう一つ反省点としてはEGを省略したことです。逆にLFOを別基板しても良かったぐらいです。
簡易ARタイプでもいいので、オールインワンシンセとしてはEGを組み込むべきでした。

まだまだ課題はありますが、今回のプロトタイプ基板のレビューはこの辺で…(^_^;)

2006年06月12日

74HCU04シンセデモ

とてもデモ曲?とは言えませんが、とりあえず74HCU04シンセのサウンドはこんな感じ。
ドラムマシン(Roland R-8)以外は全て74HCU04シンセの音です。
(ただしEGだけは実装しなかったので、自作モジュラーのものを使ってます。)

74HCU04シンセサウンドデモ (mp3 668kB)

SONAR LEと以前製作した簡易MIDI-CVの相性がどうもわるいっす。
まじめに実用になるMIDI-CVをADuC7026かSH2もしくはAVRあたりで作らないとだめだな…
レビュー等はまたまた後日 Laughing

2006年06月04日

ちょっとお休み…

週末は、74HCU04シンセのレビューとサンプルデモを作ろうと思ったのですが、
先週はいろいろと疲れてちょっとお休みモードです。

代わりに、今頃って感じですが「Interface」6月号を購入。
SH-2も面白そうですね~

IMG20060604A.jpg

ちょっと違ったかな?  Tongue out

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