Moogのフィルター解析
Moogのフィルターにすっかりはまっている今日この頃、某アナログシンセ掲示版でtakedaさんにいろいろと御指南頂いたりしているのですが、どうもすっきりしません。(モヤッとモヤッと)
個々の回路要素はいいんですが、トータルの動きが掴みきれないです。
トランジスタを等価回路で置き換えたりしてみたのですが、かえって複雑に・・・遂に禁断?のシミュレータに手を出してしました。(笑)
回路シミュレータ(SPICE)は以前購入した書籍についていたOrCAD評価版です。
この評価版は、トランジスタが10個までの制限があるので、moogフィルターの「核」となるTRラダーについては、Minimoogの回路をそのままに、後は定電流源と理想OPアンプによるインスツルメンテーションアンプを使ってシミュレーションすることにしました。
トランジスタは、先日Vbeの選別をした2SC1815のライブラリを使用しました。
まずはタイムドメイン解析。
信号周波数=1kHz、レゾナンスVR=50k(つまみ位置0)、定電流源=1000uA
入力電圧=2Vpp時の波形
入力電圧=5Vpp時の波形
入力電圧が2.5Vppを超えるといい感じの歪みが出てきます。(ワクワク)
次にAC解析です。
入力電圧=2Vppとして、定電流源をパラメトリックに1uA、3uA、10uA~1000uAと変化させてシミュレーション。
レゾナンスVR=50k(つまみ位置0)
レゾナンスVR=10k(ツマミ位置8)
ちなみにレゾナンスを最大にすると・・・
ちゃんと発振しました。(100uA、300uA)
バイアス関係、制御電流とカットオフの関係、素子のバラツキ等の影響など、Moogフィルターのトータルの挙動がなんとなくわかったような気がしますが・・・
所詮シミュレーションですからね。やっぱ実際に作ってみないとどんな音が出るかはわかりませんね。


